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8月4・5日スロヴェニアでバッハのヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのためのソナタ全6曲を一夜で演奏する、というコンサートを2回やりました。
今回の演奏の特徴はヴァイオリンとチェンバロだけではなく、ガンバを入れたことです。
ガンバを入れることによって左手のラインが補強され、トリオ・ソナタとしての性格が際立ちます。もちろん、書法が極めてクラヴィーア的な楽章ではガンバは使いませんでした。
久しぶりにこの曲集を演奏しました。多分96年に録音をし、その翌年に日本でツアーをして以来だと思います。個々には何曲か取り出して演奏する機会はありましたが。
6曲それぞれに性格が違い、ヴァラエティー豊かで内容が深く、本当に素晴らしい音楽だと再確認しました。
同じく6曲の無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータに比べ、技術的には平易ですが、それでもかなり高度なテクニックが要求されており、音楽的な求心力ともあいまって6曲弾いたあとはかなり疲れました。
2回ともルブリアーナ近郊の教会でのコンサートでしたが、特に2回目の5日は小高い丘の上にある小ぢんまりとしながらも中に入ると目を見張るような美しさを備えた素晴らしい響きの教会でした。
聴衆もとても温かく心からバッハの音楽を楽しんでいるようでした。
共演
チェンバロ:シャレフ・アデル
ヴィオラ・ダ・ガンバ:トーマス・フリッチ
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